<今年の総括と御礼>
2020年はコロナで大変な年になってしまいました。
今年の振り返りですが、私としてはようやく論文を出版することができました(筆頭論文3本)。
川又基人・土井浩一郎・澤柿教伸・菅沼悠介:日本南極地域観測隊アーカイブ空中写真を用いた数値表層モデル作成とその有用性.地理学評論,94: 1−16, 2021.(印刷中)
Moto Kawamata, Yusuke Suganuma, Koichiro Doi, Keiji Misawa, Motohiro Hirabayashi, Akihisa Hattori, Takanobu Sawagaki: Abrupt Holocene ice-sheet thinning along the southern Soya Coast, Lützow-Holm Bay, East Antarctica, revealed by glacial geomorphology and surface exposure dating. Quaternary Science Reviews 247, 106540, 2020. https://doi.org/10.1016/j.quascirev.2020.106540
川又基人・菅沼悠介・土井浩一郎・澤柿教伸・服部晃久.氷河地形調査と表面露出年代測定に基づく東南極宗谷海岸南部Skarvsnesにおける氷床後退過程の復元.地学雑誌 129: 315−336, 2020.https://doi.org/10.5026/jgeography.129.315
国際誌に関しては総研大、極地研を通してプレスリリースも行いました。
https://www.soken.ac.jp/news/6787/
https://www.nipr.ac.jp/info/notice/20200918.html
南極での調査結果をきちんとした形で発表できよかったです。この成果を元に今後、地形学に限らない分野でさらに詳細な議論が進めばと思います。
つきましてはJAREでサポートいただいた方々に大変感謝いたします。
とくに現場での石の採取・運搬などの一見謎の作業を嫌な顔せずお手伝いしてくれた方々ありがとうございました。
また
笹川科学研究奨励賞
惑星地球科学フォトコンテスト地質学会会長賞をいただけました。
奨励賞については研究内容(おそらく大変さ含めて)評価していただけて、今までやってきたことが報われた気がして嬉しかったです。学生のうちに一つは何かしらの賞を獲りたいなぁと思っていましたが、立派な賞をいただけて光栄でした。https://www.jss.or.jp/ikusei/sasakawa/shoureishou/shoureishou2019.html
フォトコンテストについては、写真の技術は皆無に近かったですが、南極という最高の被写体と秋葉原のヨドバシで値下げ交渉して自腹で買ったRICOH GR-2のおかげです。迷子石ってかっこいいですよね。http://www.geosociety.jp/faq/content0009.html
今年1月には無事チバニアンが決定しました。茨大岡田研メンバーの先輩後輩方、他申請主要メンバーに比べると私の貢献は雀の涙ですが、この歴史的瞬間を申請メンバーの一員として、ともに感じられたことはとても名誉なことでした。
2021年も健康に生きていけたらと思います。
とりあえず1月の博士論文公聴会に向けて頑張りたいと思います。
川又基人