今日の一言:3(地形・地質学について)

|

自分の専門は?という問いに関して、少し迷うことがあった。まあ大きく言えば地形学、第四紀学で問題ない。地質学と答えてしまうと硬い石のことはそこまで詳しくないので、、ということになる(とくに南極で地質学というと普通は変成岩地質学と解釈される)。

山崎春雄先生の『富士山はどうしてそこにあるのか』(NHK出版社)に地形・地質学についての説明で印象に残ったので以下文中からすごく簡単にまとめる。

・「地形・地質学には2種類ある。」

1.「 現存するものを詳しく観察・測定・記載していく、どちらかと言えば物理・化学的な分野」

2. 「地形発達史のように現在を手がかりとしながらも、もう存在しない過去の地形や地殻の運動を解明しようとする、どちらかと言えば歴史的な分野」

「1は犯罪捜査で言えば、DNA鑑定で犯人を特定する方法。2は名探偵がいろいろな証拠から推理によって犯人を特定する方法のようなもの。」

すなわち「地形発達史には必ず不確実性がある」(推理小説なら犯人の告白で終わるが、歴史的なものはそういかない)。

「地形・地質学は推測や可能性の上に成り立っている解釈の科学である。」(←私としてはこの点が時に他分野の方にうまく理解されないことがある気がする)

 

 

私はどうやら地球という推理小説にはまってしまったようだ(なんかこういうと変にキザっぽくてイヤダナ。。。)